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【寄稿】環境開発工業の歩き方
株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役 中島 嘉一
「今、こんなことを考えているのだけど。」
環境開発工業の新規プロジェクトは、大抵こんな突然の言葉から始まる。そして私の背筋はこの言葉で反射的に伸びる。何が来るか分からない。ある時は動画活用の構想、ある時はオンラインを離れてパンフレット。社内に掲示する構内図作成だったこともある。Web制作会社の代表を務める私の頭の中はもはやボーダレス。完成図を想像し、それに対応できそうなメンバーを瞬時に検討し、道筋を考える。それがたいへんかというと、そうではない。楽しい。環境開発工業との仕事の醍醐味はまさにこれだと思う。
環境開発工業の最初の仕事はWebサイトリニューアルだった。参画コンペの打診があった時、社内メンバーは皆「これ、やりたい!」と前のめりだった。北の大地の産業廃棄物事業、そしてリーディングカンパニーとしての存在。表現したいことは山ほどあった。そしてカウンターパートナーの佐々木さんも同じように「足りていない感」を感じていた。いいものが作れそうな予感がした。
受注後、社屋を訪問した。ラボのような清潔感と、考え抜かれた合理的な仕組み。業界のリーディングカンパニーたる矜持を強く感じた。お借りしたヘルメットもピッカピカで、「神は細部に宿る」という言葉が思わず頭をよぎった。ついでに「これは大変なものを受注してしまった」という思いもよぎった。必要最低限に甘んじる会社でない。一切の妥協を許さず、高い完成度を目指すのが環境開発工業のスタンダードなのだ。
受注してから新しいWebサイトが出来上がるまで、紆余曲折の連続だった。制作期間は1年超。我が社の歴代プロジェクトの中でぶっちぎりのNo.1を誇る。見えているもの、共有するものに相違はないのに、なかなか形にならない。しんどい一方でランナーズハイ的に楽しめる自分もいた。やっと完成した世界でただひとつのサイトはアワードでも好評を博した。ここまで満足度の高い仕事になったのは間違いなく環境開発工業の社員の姿勢だ。そして一生懸命伴走していたら、いつの間にか私たちの持久力や瞬発力も向上していた。
会社としては比べるまでもなく、私たちはずっとヒヨッコ。多くのことを学ばせてもらっている。先日は組織運営に悩む私に「オジサン力の重要性」について壁打ちしてもらった。どうしてもメンバーの仕事に過干渉になってしまう私を牽制してくれ、ご自身の話を交えてあるべき姿に気づかせてもらった。環境開発工業は私にとってクライアントであり、事業の大先輩であり、そして大切なパートナーだと強く実感している。
そう、環境開発工業の仕事は常にヒリヒリするほどしんどくて、面白くて、私たちの会社にひとつ上の景色を見せてくれる。今日もまたミーティングがある。皆さんの驚く顔を想像しながら準備し、私も何がきても楽しめるよう、心を整える次第である。
※寄稿コラムの通り、現在当社のWEBサイトをはじめあらゆるPR媒体、まさに当社のブランディングプロデューサー集団でもある(株)コスパ・テクノロジーズ 様のWEBサイトも是非ご覧ください。
(当社がコラムを始めたきっかけは、まさにコスパ社のWEBサイトです。当社も僭越ながら寄稿をしているのでお時間ある際に是非ご覧ください。 【まだ見ぬブランディング】)